裏通りの寂れた一画。
物騒なところはもうとっくに通り過ぎて日当たりが悪くて暗く、人通りがない。
なんでそんなとこに店だよ。ってレベル。
地上2階地下1階。
出入り口の右に窓。
扉の前にはOpenだかCloseだかの札。
裏にはカウベル。
入り口入ってすぐ右に背もたれと肘掛のある椅子とサイドテーブルがある。ジャスミンティの入ったポットとカップも。試読スペース。窓があるが決して明かりが取れる、と言うほどでもないし本を読むのに難儀するレベルの暗さでもない。
左側に3つの書棚。内1つは空っぽ。もう1つは自分が最近読んだ雑多なジャンルの本がまばらに。もう1つはお得意様が良く借りてくジャンルの本がぎっしり。
普通は3つ目の書棚1つで完結するのですが目新しいジャンルに意識を向けるだろうか、と言うような意図で2つ目。備品として3つあるのでもう1コは置きっぱ。
一番奥には生活スペースへと続く扉とその前にカウンター代わりのサイドテーブル。背中を向ける形で置かれているロッキングチェア。
カウンター代わりのサイドテーブルにはお釣り用の小銭を詰めた袋と各種サイズの砂時計がある。
右側の空間、試読スペースより奥は先代が集めたらしい骨董品やら何やら。
現時点で確定であるのはヴィオラ。
店舗部分の床は鶯張りのような構造になっててぎ、ぎ、と重量がかかる度に音が鳴る。
古いせいかそのように作られたかは不明。
1F奥はキッチンとダイニングを兼ねたスペース。
2Fは寝室。爺が使ってた部屋と自分が使ってた部屋。
地下は書庫
書庫に限らず生活スペースのあちこちに本が満載の本棚がある。
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